「蝶が舞うようにやりが飛んでいくように」という願いを込めて蝶のピアスを弦担ぎも込めて着用しているそうです。また、生い立ちやエピソード、もぐもぐタイムのカステラの由来などもまとめてみました。
1. 生いたち
北口榛花さんは1998年3月16日に北海道旭川市で生まれました。幼少期からスポーツが好きで、3歳から水泳を始め、北海道教育大学附属旭川小学校から始めたバドミントンでは、全国大会で団体優勝し、同学年の山口茜と対戦した経験もある。
北海道教育大学附属旭川中学校では競泳とバドミントンと2足のわらじで競泳では全国大会にも出場した経験がある。
その北口が陸上競技をスタートさせたのは高校時代。当時、旭川東高の陸上部顧問だった松橋昌巳氏に勧められたことがキッカケでした。すでに水泳とバドミントンによりアスリートとしての素地があった北口は、初めてわずか2ヶ月で北海道大会で優勝。2014年(高校2年生)のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)女子やり投で優勝。2015年1月、日本陸上競技連盟のダイヤモンドアスリート第1期に認定されると、同年の第8回世界ユース選手権(コロンビア・カリ)で金メダルを獲得する。
日本大学スポーツ科学部時代の2019年に海老原有希が保持していた63m80を50cm以上も更新する日本新記録・アジア歴代5位となる64m36の日本記録を更新。2020年4月に日本航空に入社。Tokyo2020で入賞を果たすと、翌年のダイヤモンドリーグで優勝。世界陸上2022オレゴンでは銅メダルを獲得する。そして2023年のダイヤモンドリーグでは67m04を投てきし、再び日本記録を更新。日本人初のダイヤモンドリーグ優勝、女子やり投で日本人初の世界陸上メダル獲得を成し遂げた。
さらに世界陸上2023ブダペストでは、最終投てきで66m73をマークし逆転優勝。日本女子フィールド種目では初の世界陸上金メダルに輝き、パリ2024日本代表にも内定した。
オリンピックイヤーの2024年も好調をキープ。ダイヤモンドリーグ第2戦では62m97をマークし、逆転優勝。パリ2024では1投目でいきなり65m80を投げトップに立つと2位以下に2m近くの差をつけ金メダル獲得。マラソン以外でオリンピック日本人史上初のトラック&フィールドでの金メダリストの誕生。再び世界の頂きに登り詰めた。
2. エピソード
北口選手の父はアートホテル旭川で製菓料理長を務めるパティシエで、娘が誕生した際、予め決めていた「はるか」の読みに合う字を探し、ヘーゼルナッツを指す「榛(ハシバミ)」の字を使い「榛花」と名付けました。 2019年に日本記録を更新した際には、父が名前の由来となったヘーゼルナッツを使ったケーキを作りお祝いをしている。
母は、バスケットボールの強豪である実業団の共同石油(現ENEOSサンフラワーズ)の選手でした。北口選手もプライベートでも訪れるほどのファンで、中学生の頃から試合では必ずサンフラワーズのタオルを使っているそうです。
3. モグモグタイム
北口選手は、競技の合間に「モグモグタイム」と称してリラックスすることを大切にしています。彼女のお気に入りの食べ物は、カステラや大福です。世界選手権の金メダルを獲得した際の弦担ぎもありパリ五輪でもカステラを食べていました。寝そべって食べることもイスに座っているとサイズが合わない際に猫背になったり姿勢が悪くなることを考慮しながら、自分の好きなものを自分の身体に負担が少ない食べ方で楽しむことで心身のリフレッシュを図っています。ちなみにセブンイレブンなどで販売している「7プレミアム カステラ」(278円)と見られます。
4. ピアス
競技の際にピアスをすることでも知られる北口選手。ピアスは彼女の個性を表現する一つの手段であり、競技の時でも自分らしさを忘れないためのシンボルとして愛用しています。彼女が着けている蝶のピアスは、弦担ぎの意味もあります。「蝶が舞うようにやりが飛んでいくように」シンプルながらも洗練されたデザインが多く、ファンの間でも人気があります。
パリ五輪の際につけていたのはケイトスペードのin a flutter studピアス
5. 化粧品ブランド
北口榛花さんは、自身の美しさを引き立てるために愛用している化粧品ブランドにもこだわりがあります。自然由来の成分を使用したブランドを好んでおり、競技後のスキンケアにも余念がありません。その健康的な肌は多くの女性にとって憧れの的です。そして今回コスメブランドメーカーさんの中でも社内では自社の製品を使用してくれているなどと話題になっております。
アディクション ザ アイシャドウ 006P ラブアフェア
エレガンス ラズル スターアイカラーS08 Crush pink
ルナソル アイカラーレーション 03 バタフライウィング
アナスイ リキッドアイカラー
6. その他トピックス
北口さんは、競技者としての活動以外にも、講演活動やテレビ出演など多方面で活躍しています。また、環境保護活動にも積極的に参加しており、プラスチックゴミの削減や地元北海道の自然保護に貢献しています。これらの活動を通じて、彼女はスポーツ界だけでなく、社会全体にも大きな影響を与え続けています。
まとめ
北口榛花さんは、競技者としての卓越した能力だけでなく、個性やライフスタイルでも多くの人々に愛されています。彼女の今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。
この記事を通じて、彼女の魅力をさらに多くの人々に伝えることができることを願っております。