パリ五輪サッカー女子「なでしこジャパン🇯🇵」の谷川萌々子選手をご存知だろうか？

パリ五輪第1戦はヨーロッパ王者で世界ランク1位のスペイン🇪🇸相手に惜敗を喫した日本。負けられない第2戦は南米王者ブラジル🇧🇷世界ランク9位との対戦。

なでしこジャパン大逆転勝利！後半アディショナルタイムで執念の2得点。流れを変えたキャプテン熊谷選手と19歳谷川選手

前半戦は0対0で折り返すもボールポッゼッションはブラジル69%、日本は31%と終始ボールを繋がれなでしこは動かされ続けた。中盤で思うようにパスが繋がることも出来ず苦しい立ち上がりであった。しかし対するブラジルも日本の固い守りに苦しんだ。日本は前半のアディショナルタイムにペナルティーキックを獲得しましたが、田中美南選手のシュートが相手ゴールキーパーに阻まれ、両チーム無得点で前半を終えました。

重苦しい空気の中後半11分、ブラジルにカウンター攻撃でディフェンダーの裏のスペースを突かれてゴールを決められ、先制を許す展開になりさらに苦しい時間が続いていた。リードされたまま迎えた試合終了間際、後半35分から出場の19歳、谷川萌々子選手が流れを一瞬で変えた。谷川選手がペナルティーエリア内にドリブルで持ち込み相手のハンドを誘いこの試合2回目のペナルティーキックを獲得。すると今度はキャプテンの熊谷紗希選手が冷静に決めて土壇場で同点に追いつきました。熊谷選手と言えば、2011年のワールドカップ決勝でのペナルティーキックでも最終キッカーとして優勝に導いた選手だ。さらに、その4分後、谷川選手が、相手のゴールキーパーが前に出ていたのを見逃さず、頭上を越える絶妙なロングシュートを決めて勝ち越しました。谷川選手の父からブラジルのゴールキーパーは前によく出てくる事があるからその時は思い切って狙っていけとLINEで連絡が来ていたとの事でイメージも出来ていたそうでそれをやってのける19歳、大舞台での更なる飛躍を期待したい。

谷川萌々子(たにかわももこ)のプロフィール

生年月日：2005年5月7日生まれ

出身地：愛知県名古屋市緑区出身

所属先：FCローゼンコート(スウェーデン)

ポジション：ミッドフィルダー

得意技：左右から繰り出すロングシュート

名ユース時代は、名古屋FCレディース→女の子の中ではダントツに上手だったため、男の子に混じってプレーすることで名古屋グランパス・三好→グランパスみよしでも司令塔で男の子より目立っていた。2017年年間最優秀選手にも選ばれている。→JFAアカデミー福島女子セレクションに合格し福島県立ふたば未来学園中学校へと進学。シニアでは2024年1月フラウエン・ブンデスリーガのFCバエルン・ミュンヘンへはJFAアカデミー福島からの発表となった。2024年シーズンはスウェーデン・ダームアルスヴェンスカンのクラブFCローゼンゴードに期限付きで移籍する^[。背番号は10番。

日本代表選出はまだそんなに多くはない選手

2022年FIFA　U17日本代表に選出されている。2023年6月はFIFAワールドカップに帯同するトレーニングパートナーとして招集。同年の9月にアジア競技大会に日本代表として選出されると５試合で５得点をあげるなどチームを牽引し大会２連覇に貢献した。同年１２月にもなでしこジャパンとしてブラジルとの親善試合に高校生ながら招集されている。そして今回のパリ五輪のなでしこジャパンのメンバーとして初戦のスペイン戦は出番がなかったがブラジル戦の後半３５分から出場して勝ち点３をもぎ取る大活躍をした勝利の女神である。

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まとめ

まだ出番は少ないがユース時代から元日本代表メンバーの楢崎選手や北澤選手が注目をしていたとテレビの取材でも話しているように既にその片鱗は東海地方では見せていたようだ。男子に混ざっても東海地方大会で司令塔として優勝を果たすなど今後ますます目が離せない存在である。今後のなでしこジャパンの台風の目になること間違いなし。