第93回日本学生陸上競技対校選手権大会にはパリ五輪出場選手も多数参加 学生No1は誰だ!男子編

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第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(2024年9月19日~22日/神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu))は、パリ五輪代表選手も多数エントリーされ、注目度の高い大会となっています。以下に、見どころを種目別にまとめます。

1. 男子短距離種目(100m・200m)

100mは陸上の花形種目、男女ともに注目です。2024年のランキングTOP3です。

1位:10.02 1.7 栁田 大輝(東洋大3) 日本学生歴代2位 1位は桐生祥秀 9.98
2位:10.13 1.9 守  祐陽(大東大3)  
3位:10.16 1.7 山本 匠真(広島大4)  

男子100mでは、東洋大の栁田大輝(パリ五輪4×100mリレー代表)で昨年の覇者、連覇なるか。
今年好調の広島大の山本匠真にも注目。

​200m大本命は、筑波大の鵜澤飛羽(パリ五輪代表で唯一準決勝進出)の独壇場。シニア相手にも今年は負けなし。関東勢が上位を占める。

1位:20.26 -0.4 鵜澤 飛羽(筑波大4) 日本学生歴代2位 1位は飯塚翔太 20.21
2位:20.59 1.3 松井 健斗(関大4)    
3位:20.61 1.3 植松 康太(中大1)    

2. 男子ハードル種目(400m・400mハードル)

男子400mは慶大の豊田兼がランキングトップ。豊田は400mでも学生日本歴代10位、100mHでも今年ランキング2位、日本学生歴代3位という驚愕の成績。2刀流ならぬ3刀流なのだ。しかも100mHでは日本学生歴代3位で、1位が村竹ラシッド(順大4)パリ五輪ハードル日本人初の決勝進出者で5位入賞、2位が泉谷駿介(順大4)こちらもパリ五輪準決勝まで進出したアスリートたち。 

1位:45.57 豊田  兼(慶大4)   
2位:45.99 眞々田洸大(早大4)   
3位:46.29 田邉  奨(中大1)   

男子400mハードルでは、五輪出場経験のある慶大の豊田兼と東洋大の小川大輝が前回1位を全くの同タイムで分け合った実力者として再び対決。再度の熱戦が期待されます。

1位:47.99 豊田  兼(慶大4)  日本学生歴代2位 1位は為末大 47.89 連覇なるか
2位:48.70 小川 大輝(東洋大3)  連覇なるか
3位:48.91 井之上駿太(法大4)  

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3. 男子フィールド種目(棒高跳

男子棒高跳には、昨年の世界選手権代表の柄澤智哉(日体大)が登場。高いパフォーマンスが期待されます。

1位:5.62 柄澤 智哉(日体大4) 日本学生歴代3位 連覇なるか
2位:5.47 原口 篤志(東大阪大3) 
3位:5.42 北田 琉偉(日体大2) 

4. 男子十種競技

男子十種競技には、関東インカレでU20日本最高記録(7235点)を叩き出した慶大の高橋諒が参戦。彼のパフォーマンスがどこまで伸びるかが注目されます​。

​ ​

5.中距離 男子800m

日本選手権5位の成長著しい19歳の岡村颯太が2024年学生ランキング1位で優勝候補に躍り出た。日本選手権ではスーパー高校生の落合晃(滋賀学園高・日本記録保持者1分44秒80)には及ばなかったがシニアのレースで堂々と力を出し切った。

1位:1.46.38 岡村 颯太(鹿屋体大2)  
2位:1.47.09 前田 陽向(環太平洋大3) 
3位:1.47.11 北村 魁士(山梨学大3) 

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4. 長距離 (男子5000m・10000m)

男子5000mの2024年ランキングは下記の通り。学生歴代1位のR.エティーリ(東京国際大2)13.00.17 ですが、今年は13.00.17でランキングでは10位。

1位:13.09.45 佐藤 圭汰(駒大2+) 日本学生歴代2位 箱根3区2位 1位は青学・太田蒼生
2位:13.18.18 J.ムトゥク(山梨学大3)  
3位:13.18.51 鶴川 正也(青学大4)   
4位:13.20.86 S.キップケメイ(日大2)  
5位:13.22.58 B.キピエゴ(山梨学大2)  
6位:13.24.06 吉居 駿恭(中大3)  箱根7区区間賞   
7位:13.24.15 B.キプトゥー(麗澤大1)  
8位:13.27.04 篠原倖太朗(駒大4) 箱根1区区間賞・ハーフマラソン学生日本記録保持者                           9位:13.27.37 A.ベット(東京国際大2)  
10位:13.27.48 R.エティーリ(東京国際大2)日本学生歴代1位記録保持者 

男子10000mの2024年ランキングは下記の通り。外国人が5人ランクインしておりますが、5000mとWでランクインしている佐藤圭汰、篠原倖太朗や箱根で活躍した黒田にも注目。さらに今年の5月に日本人歴代最高記録であった27分23秒44の田澤廉(駒大3)の記録を破り、日本学生歴代3位の前田和摩(東農大2) にも注目したい。 

1位:27.20.05 S.キップケメイ(日大2)   
2位:27.21.52 前田 和摩(東農大2)    
3位:27.23.09 J.ムトゥク(山梨学大3)   
4位:27.34.66 佐藤 圭汰(駒大2+)    
5位:27.35.05 篠原倖太朗(駒大4)     
6位:27.41.11 D.S.ネイヤイ(麗澤大3)   
7位:27.41.52 S.ムチーニ(創価大2)   
8位:27.48.00 A.ベット(東京国際大2)   
9位:27.52.02 黒田 朝日(青学大3)    
10位:27.52.38 溜池 一太(中大3)     
  

まとめ

第93回日本学生陸上競技対校選手権大会は(9月19日~22日/神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)で4日間の熱戦が繰り広げられます。個人での成績が加点されていき学校対抗でも競いあわれます。昨年の男子覇者の順大が今年も優勝し連覇達成するかも注目です。
2023年対校戦結果 男子
総合優勝    順大 94点
トラック優勝  順大 63点
フィールド優勝 東海大 43点
多種目優勝   東洋大 5種目

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