2024年7月26日からフランスのパリで開催される4年に1度の世界の祭典、夏のオリンピックで日本は陸上団体競技のリレー種目で初の金メダルを目指す。日本記録:タイム: 37.43秒の更新が鍵。
過去3回のオリンピックでの4×100mリレーの優勝タイムと国名を見ると意外なことは王者アメリカではなくジャマイカやイタリアが金メダルを獲得しています。
- 2012年ロンドンオリンピック
- 優勝タイム: 36.84秒
- 国名: ジャマイカ
- 2016年リオデジャネイロオリンピック
- 優勝タイム: 37.27秒
- 国名: ジャマイカ
- 2021年東京オリンピック
- 優勝タイム: 37.10秒
- 国名: イタリア
歴代の日本男子チームはバトンパスの技術を「お家芸」と言われるほどに磨き、タイムを上げ、オリンピックや世界選手権でメダルを獲得してきました。パリ五輪で日本新記録更新があれば金メダルも充分狙えるタイム
2008 北京五輪 2位 タイム: 38.15秒
塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治
2012 ロンドン五輪 4位 タイム: 38.07秒
山縣亮太、江里口匡史、高平慎士、飯塚翔太
2016 リオデジャネイロ五輪 2位 タイム: 37.60秒
山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥
2017 ロンドン世界陸上 3位 タイム: 38.04秒
多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司
2019 ドーハ世界陸上 3位 (現日本記録:タイム: 37.43秒)
多田修平、白石黄良々、桐生祥秀、サニブラウン・アブデル・ハキーム
2021年東京オリンピック バトンミスで途中棄権
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手や中島ジョセフ選手がこの夏使用するスパイク4種類をいち早くご紹介させていただきます。
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2024年の4×100mリレーの世界ランキング上位8位までのタイムと国名
- アメリカ合衆国
- タイム: 37.10秒
- ジャマイカ
- タイム: 37.31秒
- イギリス
- タイム: 37.42秒
- 日本
- タイム: 37.43秒(日本記録)
- カナダ
- タイム: 37.45秒
- 中国
- タイム: 37.55秒
- イタリア
- タイム: 37.56秒
- ドイツ
- タイム: 37.65秒
なんと3位との差が0.01秒、1位とも0.32秒差しかありません。
陸上競技におけるタイム差を距離に変換すると・・・
陸上競技におけるタイム差を距離に変換するには、選手の走る速度が重要です。通常、トップスプリンターの速度は約10メートル/秒(100mを10秒で走る)と仮定して計算します。
0.01秒の距離差
- スピード: 10メートル/秒
- 時間差: 0.01秒
距離差 = スピード × 時間差
距離差=10 m/s×0.01 s=0.1 メートル=10 センチメートル
0.32秒の距離差
- スピード: 10メートル/秒
- 時間差: 0.32秒
距離差 = スピード × 時間差
距離差=10 m/s×0.32 s=3.2 メートル=320 センチメートル
それらを距離に換算すると
- 0.01秒の差は約10センチメートルの距離差。
- 0.32秒の差は約320センチメートルの距離差。
これらの計算は、選手が一定のスピードで走るという前提に基づいていますが、実際のレースでは速度の変動があるため、多少の誤差が生じる可能性があります。上記を踏まえると37.09以上のタイムを出せば金メダルも夢ではなくなります。
世界記録は2012年にジャマイカチームの36秒84です。
N.カーター、M.フレーター、ヨハン・ブレイク、ウサイン・ボルト
100mと200mの世界記録保持者のウサインボルトが走った記録になっております。
400メートルリレーの見どころ
400メートルリレーは、4人の選手が100メートルずつ走り、バトンを次の走者に手渡していくリレー競技です。各選手が全力でスプリントし、バトンを落とさずにスムーズに渡すことが重要です。この競技は、スピードとチームワークが試される非常にエキサイティングなレースです。
基本ルール
- チーム構成:
- 各チームは4人の選手で構成されます。
- 距離:
- 各選手は100メートルずつ走り、合計400メートルを走ります。
- バトンパス:
- バトンは、次の走者に手渡す「バトンゾーン」内で渡さなければなりません。バトンゾーンは20メートルの長さです。
- 失格条件:
- バトンを落とす
- バトンゾーンの外でバトンを渡す
- コースを外れる
- 他の選手を妨害する
見どころ
- スピード:
- 各選手は100メートルを全力で走るため、極限のスピードが見られます。
- バトンパス:
- バトンをスムーズに渡すための技術とタイミングが重要です。失敗するとタイムロスや失格の原因になります。
- チームワーク:
- 個々のスピードだけでなく、チーム全体の調和が勝敗を決めます。各選手の役割分担や戦略も重要です。
なぜ面白いか
400メートルリレーは、瞬時の判断力と精密な技術が求められるため、見る人にとって非常にスリリングな競技です。各チームがどれだけスムーズにバトンを渡せるか、そしてどのチームが最も速いかを見守るのは、とてもエキサイティングです。
このように、400メートルリレーはスピードとチームワークの融合が魅力の競技です。初めて見る人でも、選手たちの努力と技術に感動し、レースの緊張感と興奮を楽しむことができるでしょう。
パリ五輪での金メダルにかけるメンバーたちをハラハラドキドキしながら応援したいですね。