ここでは結婚したい独身女性に向けて現在彼がいて、1年以内に結婚をしたいと望んでいる方へ向けて記事を書いていきます。参考になることを望んでいます。
結婚適齢期とは、結婚するのにふさわしい男女それぞれの年頃のこと。婚姻適齢期ともいわれます。
ひと昔前までは「女性は25歳前後」などといわれたりもしていましたが、結婚の考え方は時代によって変化しているので最近では「結婚に適した時期はライフプランによって個人個人異なるもの」という考え方が浸透しています。
「❤️歳が結婚適齢期とされているから自分もそうする」のではなく、どんな生き方をしたいかイメージした上で「❤️歳ごろに結婚したい」「❤️歳までに結婚する」と自分で決めた時期が結婚適齢期なのです。
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自分の結婚について項目に分けて整理してみる
1. 自分に適した結婚時期の考え方
結婚のタイミングは人それぞれ異なりますが、ライフスタイルや価値観に基づいて、適した時期を見極めることが大切です。まずは自分が何を優先したいのか、キャリア、経済状況、家族の計画などを見直し、ライフプラン全体を考慮しましょう。
2. 自分でライフプランを立てる
キャリアの目標や個人的な夢、家族を持つタイミングなどを考慮し、自分に合ったライフプランを作成します。例えば、30歳までにキャリアを積んで安定させたいのか、20代で家庭を築きたいのかを明確にすることで、結婚時期を自然と見極めることができます。
3. 周囲からの影響を受けすぎない
家族や友人、社会からの結婚に対するプレッシャーは強いこともありますが、自分自身の価値観に基づいて判断することが重要です。周囲の意見に惑わされず、自分のペースで進むことが、後悔のない選択につながります。
4. 自分が望む年齢で結婚するには?
理想的な結婚年齢がある場合、その目標に向かって計画を立てることが重要です。具体的には、何歳までに何を達成するか、経済的な準備や生活環境の整備など、ステップごとに計画を練ることが大切です。
5. 目標を「決める」
明確な目標を持つことで、結婚に向けた道筋が見えやすくなります。例えば「35歳までに結婚する」という具体的な目標を設定し、それに向けて日々の行動を調整していくと、実現に近づきやすくなります。
6. 結婚相手を具体化する
理想の結婚相手について具体的にイメージし、それに基づいて自分自身がどのような準備をすべきかを考えます。価値観やライフスタイルが合う相手を見つけるためには、自分自身がまずその理想に近づく努力が必要です。
7. 周囲に自分の叶えたいことを宣言する
目標や夢を周囲に伝えることで、周囲からのサポートを得ることができます。家族や友人に自分の結婚に対するビジョンを共有することで、より現実的に目標達成への助けが得られることもあります。
これらのステップを全部実行することではなく、意識して計画を立てることで、自分に適した結婚時期を見極め、実現に向けた具体的な行動を取ることができます。
日本には「男性が結婚しにくいところ」が圧倒的に多い
/都道府県別結婚適齢期年齢婚姻率の明確な男女差
婚姻率とは?
一般に婚姻率といわれているものは人口千対婚姻率である。
人口千対計算なので単位としてはパーミル(‰)を使う。2018-2022年の日本の平均婚姻率は4.4であるが、人口千人あたり4.4組が結婚しているということだ。
この人口千対による指標は、普通離婚率も粗出生率、粗死亡率も同様である。すべて全人口に対して、どれだけ婚姻、離婚、出生、死亡があったかを横並びでみるためである。
ところが、これは分母が総人口であるために、人口構造の変化によっても影響を受ける。
日本では、「男性が結婚しにくい地域」が多いとされ、都道府県別の結婚適齢期や婚姻率には男女間で顕著な差があります。特に、地方や農村部では男性の結婚が難しくなる傾向が強まっています。以下はその理由と背景を簡単にまとめます。
1. 男女比の不均衡
地方では若い女性が都市部に移住し、就職や学業を優先する傾向があります。これにより、地方では若い女性の数が少なくなり、男性が結婚相手を見つけにくい状況が生まれます。北海道や東北地方、九州などの農村部ではこの傾向が顕著です。特に、福島、茨城、栃木の3県は女性に比べて10%も婚姻率が低い。これは、それだけ当該年齢の男性人口が多い「男余り」だからである。
東日本の「男余り」となってしまう原因は、若い女性が県外に流出することと、茨城、栃木などは製造業関連の工場も多く、そこでの雇用もあり、地元生まれ地元育ちの男性も残るし、周辺からも流入するためだ。が、女性には働き場がなく、近場の東京へ出ていくというパターンが見られる。愛知も同様である。東日本の若い女性は20代で東京に行くからである。結果、東日本の各県は、物理的に若い女性がいなくなり、男たちが結婚相手を探すのに苦労することになるのである。
東日本中から女性を集める東京が「女余り」にならないのは、女性流入と同等に若い男性も流入してくるためで、東京も15-49歳絶対人口は男の方が多い。
一方、男の婚姻率が高いのは、関西と九州である。大阪や福岡なども周辺エリアから女性が流入してくるが、兵庫や奈良は、流出が女性より男性の方が多いという別の事情がある。福岡以外の九州各県は、男女とも多少流出はするが地元に残る割合が高い。
かくして、関西と九州は、東日本各県のように少なくとも「女性の絶対人数が足りないために結婚相手がいない」ということは生ぜず、東日本と比べれば「男が結婚しやすいエリア」となる。
2. 経済的な要因
結婚には経済的な安定が重要視されるため、地方での低賃金や雇用機会の少なさが、特に男性にとって結婚の障壁となります。都市部と比べて経済的な機会が限られている地域では、男性の結婚率が低下しやすいです。
2022年9月~2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した約63万人の平均年収データを、47都道府県別に集計しました。都道府県別ランキングや7つのエリア(関東、東海、関西、中国・四国、北信越、北海道・東北、九州・沖縄)別、男女別といった切り口で、自分の勤務地や住んでいる都道府県の平均年収をチェックしてみましょう。
引用元:https://doda.jp/guide/heikin/area/
引用元:https://doda.jp/guide/heikin/area/
3. 結婚適齢期の差
都道府県によっては、結婚の平均年齢にも男女差が存在します。例えば、都市部では結婚年齢が遅く、特に男性はキャリアを優先することが多いため、結婚のタイミングが遅れがちです。一方、地方では結婚適齢期が早い傾向にありますが、経済や人口減少の影響で男性が結婚しにくい状況が続いています。男の婚姻率の上昇こそが全体の婚姻率の底上げにつながるという見方もできる。逆にいえば、婚姻数が激減しているのは、男の婚姻率が上昇しないがために、それにつられて女の婚姻率も停滞しているのではないか。そういう見方もありますが、都市部に若い女性が進出しないために地方自治体などで何ができるのかを簡単ではないが個人的には考えるところまできている気がします。
まとめ
結婚適齢期とは、住む環境や男女によって差があることがお分かりいただいたかと思います。つまり日本の多くの地方で男性が結婚しにくい要因として、女性の都市部移住、経済的な不安定、結婚適齢期の男女差などが挙げられます。この傾向は少子化や地域活性化にとっても大きな課題となっており、自治体や政府が対策を模索しています。
2020年2月の日本の男女別総人口は以下のようになっています。全体でみると人口性比は94.8程度と女性の方が若干多くなっています。この数字が100を超える場合は男性が多く、100以下の場合は女性が多いことを示しています。
人口(千人) | |
全体 | 126,004 |
男 | 61,329 |
女 | 64,675 |
しかし、性比を年代別に見てみるとこの性比は必ずしも一定に保たれているわけではないことがわかります。まず、前出の男女別総人口をさらに年齢別に分けてグラフにしてみました。
出典:総務省統計局人口推計-2020年(令和2年)7月報-
若年層では男性の方が数が多くなっていますが、50代を境に女性の数が多くなっているように見えます。そこで、年代別に人口性比を算出したグラフがこちらです。
10代後半までは人口性比が105程度と男性が多い状態で安定し、その後20代では留学や仕事の目的で海外からも多くの男性が流入することなどから男性の割合が若干増加しています。しかし、30代以降になると人口性比は徐々に減少し、50代で100を切るようになります。さらに減少は続き、90代では40を切り、100歳以上になると16、つまり男性の人口が女性の人口の約1/6程度になります。
女性の方が平均寿命が長いため、労働人口(15~64歳)では若干男性の方が多いにも関わらず、日本の総人口では女性の数の方が多くなっているということがわかります。