
はじめに|「せっかく続けたのにもったいない」
我が家もそうでした。
これまで息子は、
- 水泳(0歳〜11歳)
- サッカー(4歳〜6歳頃)
- ダンス(8歳〜9歳)
- 英語
- 学習塾
- 空手(4歳〜現在)
と様々な習い事を経験してきました。
その中で実際に辞めた習い事もあります。
辞めると決めた時は、
「もう少し続ければよかったのでは?」
「ここまで頑張ったのにもったいない」
「親の判断は間違っていないだろうか」
そんな気持ちもありました。
しかし今振り返ると、
サッカーも水泳も辞めたことは失敗ではありませんでした。
むしろ、その経験があったからこそ今の息子があると感じています。
今回は習い事を辞めることについて、我が家の経験をお話ししたいと思います。
辞めること=悪いことだと思っていた
私自身、子どもの頃から
「続けることは素晴らしい」
と教えられてきました。
もちろんそれは間違いではありません。
空手を8年以上続けている今も、
継続することの大切さは強く感じています。
しかし一方で、
続けることだけが正解ではない
ということも学びました。
子どもには向き不向きがあります。
環境との相性もあります。
成長とともに興味も変わります。
それなのに、
「始めたから最後までやりなさい」
だけでは苦しくなってしまいます。
サッカーを始めた理由
サッカーを始めたのは4歳頃でした。
理由はとてもシンプルです。
集団競技を経験してほしかったから。
空手は個人競技です。
試合になれば最後は自分一人で戦います。
一方でサッカーは仲間と協力しなければ勝てません。
パスを出す。
仲間を助ける。
チームワークを学ぶ。
そういった経験をしてほしいと思っていました。
しかも地元では有名なクラブチームでした。
親としては期待もありました。
息子には合わなかったサッカー環境
しかし現実は思っていたものとは少し違いました。
もちろん素晴らしい指導者もいました。
優しい仲間もいました。
ただ、息子にとっては合わない部分もあったのです。
幼児期から始めていたこともあり、
中には強い口調で話す子もいました。
命令口調で指示する子もいました。
負けると責任を押し付け合う場面もありました。
空手ではほとんど経験したことがなかった世界です。
息子は少しずつ違和感を覚えるようになりました。
子どもの表情が変わった
親が最初に気付いたのは、
練習の日の表情でした。
空手の日は嬉しそう。
水泳の日も楽しそう。
しかしサッカーの日だけ少し違う。
準備をするスピード。
家を出る時の様子。
帰宅後の会話。
小さな変化でしたが、
親だからこそ感じるものがありました。
親の負担も大きかった
サッカーは子どもだけでなく、
親の負担も大きい習い事でした。
夏は猛暑。
大量の水分を準備。
氷嚢も持参。
冬は河川敷のグラウンド。
強風が吹き抜けます。
練習試合。
送迎。
当番。
備品管理。
グラウンド確保。
チームによって差はありますが、
我が家の場合はかなり大変でした。
辞める決断をした日
最終的に、
「サッカーを辞めたい」
という本人の気持ちを尊重しました。
親として迷いはありました。
でも、
無理に続けさせて好きだったスポーツ自体を嫌いになってしまう方が怖かったのです。
結果的にその判断は正しかったと思っています。
11年間続けた水泳
一方で水泳は全く違う存在でした。
0歳の親子スイミングから始まり、
11歳まで続けました。
人生のほとんどをプールと共に過ごしたと言っても過言ではありません。
水泳から学んだこと
水泳を通じて学んだことはたくさんあります。
- 継続する力
- 努力する力
- 目標に向かう力
- 挑戦する勇気
テスト制度もありました。
合格するとシールがもらえる。
仲間から応援される。
少しずつ成長していく。
そんな環境でした。
なぜ水泳を辞めたのか
ではなぜ辞めたのか。
それは、
目標が変わったからです。
クロール。
背泳ぎ。
平泳ぎ。
バタフライ。
4泳法を習得し、
次はタイムを競う段階へ進みました。
しかし本人は、
タイム競技への強い興味を示しませんでした。
水泳を辞めても失ったものはない
11年間続けたものを辞める。
親としては大きな決断でした。
しかし今感じるのは、
失ったものは何もないということです。
むしろ、
水泳で得たものは今も残っています。
体力。
肺活量。
基礎運動能力。
集中力。
どれも現在の空手につながっています。
習い事はゴールではなく経験
親はどうしても考えてしまいます。
「せっかくここまで頑張ったのに」
と。
しかし、
習い事の本当の価値は結果ではありません。
経験です。
サッカーで学んだ人間関係。
水泳で学んだ努力。
どちらも今の息子の一部になっています。
続けることと辞めることは両方大事
私は今でも継続する力は大切だと思っています。
空手を続けていることは大きな財産です。
しかし同時に、
辞める勇気も必要だと思っています。
合わない環境。
違う目標。
新しい挑戦。
そういった理由で辞めることは逃げではありません。
前向きな選択です。
親として大切にしたいこと
我が家が習い事選びで大切にしているのは、
「子どもの可能性を狭めないこと」
です。
最初から向いているかは分かりません。
やってみないと分からない。
だからまずは挑戦する。
そして合わなければ方向転換する。
それでいいと思っています。
まとめ|辞めた経験も子どもの財産になる
サッカーを辞めたこと。
水泳を辞めたこと。
昔は少し後ろめたさもありました。
しかし今は違います。
どちらも必要な経験でした。
もし今、
お子さんの習い事で悩んでいる親御さんがいたら伝えたいことがあります。
辞めることは失敗ではありません。
本当に大切なのは、
その習い事から何を学んだかです。
続けることも素晴らしい。
辞めることも時には必要。
どちらも子どもの成長につながる大切な経験なのだと思います。