
子どもが生まれてから、そんな言葉を何度も耳にしました。
テレビやインターネット、SNSでも、
- 英語耳は幼少期に作られる
- 小さい頃から英語に触れた方がいい
- 将来のために英語は必要
といった情報があふれています。
親としては、やはり気になります。
私自身も、
「将来、英語で困らないようにしてあげたい」
という思いがありました。
そしてわが家では、子どもが1歳になった頃から英語教室へ通い始めることになりました。
今振り返ると、その時は英語教育について深く理解していたわけではありません。
ただ、「早く始めた方が良いらしい」という気持ちと、「せっかくなら子どもの可能性を広げてあげたい」という親心があったのだと思います。
今回は、1歳から現在まで続いているわが家の英語学習について、良かったことも悩んだことも含めて正直に書いてみたいと思います。
1歳から某有名英語教室へ
最初に選んだのは、全国的にもよく知られている英語教室でした。
レッスンは週に1回。
歌を歌ったり、踊ったり、カードを使ったりしながら英語に触れていくスタイルでした。
1歳の子どもにとっては勉強というより遊びに近い感覚です。
親から見ても楽しそうでした。
英語の歌に合わせて身体を動かしたり、先生と笑顔でやり取りしたりする姿を見ると、
「英語を好きになってくれそうだな」
と感じていました。
実際、英語を嫌がることはありませんでした。
むしろレッスンの日を楽しみにしている様子もありました。
当時の私は、
「このまま続ければ自然に英語が話せるようになるかもしれない」
そんな期待を抱いていました。
2年間通って感じ始めた違和感
教室には約2年間通いました。
楽しく通えていましたし、先生方も素晴らしかったと思います。
しかし、親として少しずつ感じることがありました。
それは、
「本当に身についているのだろうか?」
という疑問でした。
英語の歌は歌える。
簡単な単語も言える。
レッスンも楽しそう。
でも、英語を理解しているという実感があまりありませんでした。
もちろん、幼児期の英語教育はすぐに結果が出るものではありません。
それは今なら分かります。
ただ当時は、
「楽しいだけで終わっているのではないか」
という不安が少しずつ大きくなっていきました。
そして家族で話し合った結果、一度教室を離れることにしました。
家庭学習への挑戦
教室を辞めた後、英語学習を完全にやめたわけではありません。
教材を購入し、自宅で英語に触れる環境を作ることにしました。
英語のDVDを見たり、音声教材を流したり、絵本を読んだり。
当時は、
「家庭学習でも十分なのではないか」
と思っていました。
送り迎えもありませんし、自分たちのペースで進められます。
費用面でも教室より抑えられる部分がありました。
しかし、実際にやってみると想像以上に難しいことが分かりました。
お家英語の難しさ
家庭学習で一番大変だったのは、
「継続すること」
でした。
最初は親もやる気があります。
新しい教材が届くとワクワクします。
しかし数か月経つと、どうしても波が出てきます。
今日は忙しい。
疲れている。
後でやろう。
そんな日が少しずつ増えていきました。
子ども自身も、
教室のような刺激がないため、モチベーションを保つのが難しくなります。
また、
「発音はこれで合っているのか?」
「この学習方法で大丈夫なのか?」
という不安も常にありました。
家庭学習には自由があります。
その一方で、すべてを親が管理しなければなりません。
これが想像以上に大変でした。
7歳で再び英語教室へ
そんな中で迎えた7歳。
私たちは再び英語教室へ通うことを決めました。
理由はシンプルです。
やはり、
「英語は人と話してこそ身につく」
と感じたからです。
どれだけ教材が優秀でも、
実際に会話する環境には敵わない部分があります。
特に海外の先生と接する機会は大きな魅力でした。
最初は緊張していた子どもも、少しずつ外国人の先生との会話に慣れていきました。
学校では経験できない環境に触れられたことは、非常に良かったと思っています。
それでも悩みはなくならない
実は今でも悩みはあります。
教室に通っているからといって、
劇的に英語が話せるようになったわけではありません。
親としては、
「本当に上達しているのかな?」
と思うこともあります。
実際、一度教室を変更したこともありました。
その理由も、
「楽しそうではあるけれど、成長している実感が持てなかった」
からでした。
英語教育は成果が見えにくい習い事だと思います。
サッカーなら試合で活躍する。
空手なら帯が上がる。
水泳ならタイムが縮まる。
しかし英語は違います。
成長がゆっくりで、目に見えにくい。
だからこそ親は悩みます。
わが家も今なお試行錯誤の途中です。
それでも続けている理由
では、なぜ今も続けているのでしょうか。
それは、
「英語を好きでいてほしい」
と思っているからです。
英語は短期間で結果が出るものではありません。
大切なのは、
- 英語に抵抗感を持たないこと
- 海外の人と話すことを怖がらないこと
- 学び続ける姿勢を持つこと
だと思っています。
将来、英語を使う仕事に就くかもしれません。
海外へ行くかもしれません。
その時に、
「英語は苦手だから無理」
ではなく、
「やってみようかな」
と思えることが大切なのではないかと感じています。
最後に
1歳から始まったわが家の英語教育。
途中で教室を辞めたこともありました。
教材学習に挑戦したこともありました。
教室を変えたこともありました。
そして今も、
「これで正解なのかな?」
と悩みながら続けています。
英語教育に絶対の正解はありません。
だからこそ、このブログでは成功談だけではなく、悩みや失敗も含めて発信していきたいと思っています。
同じように英語教育で悩んでいるご家庭の参考に、少しでもなれたら嬉しいです。
そして数年後、このブログを読み返した時に、
「あの時続けていて良かった」
と親子で笑える日が来ることを願っています。